リゾートバイトは危ない?リゾバ経験者21名のトラブル事例と安全対策【体験談独自調査】

全国のリゾート地で働けるリゾートバイト(リゾバ)は大学生やフリーター方に人気のアルバイト。

リゾートバイトって楽しそう。でも「危ない」「やめとけ」って聞くけど本当?
リゾバを調べていると、ネガティブな言葉もあるので不安を感じている人は多いでしょう。確かにリゾバの特性上、住み込みの寮生活や労働条件、人間関係でトラブルは存在します。

リゾバを実際に経験した21名の体験談を紹介しますので不安な方は読んでみてください!
当サイトではリゾートバイト経験者21名(女性62%、男性38%、平均年齢25歳)にクラウドワークスで独自調査を実施。
その結果をもとによくあるトラブルと回避方法を解説します。
リゾートバイトは本当に危ない?噂の真相
リゾートバイトは「やめとけ」と言われることもありますが、調査結果を見ると66.7%が「また働きたい」と回答(14/21名)しています。

白浜でのリゾートバイトは本当に充実した体験だった!忙しい日は大変だったけど、スタッフ同士のチームワークが抜群で、楽しく働けた。寮生活も快適で、同僚と夜遅くまで語り合ったのも良い思い出。自然に囲まれ、仕事とプライベートのバランスが取れたリゾートバイトは、人生の宝物になった。また絶対に戻りたい!
出典:ホテルバイト実態調査

最初は知らない土地で不安もありましたが、同年代の仲間が多く、休憩時間や休日には一緒に観光したり、夜に語り合ったりと楽しい時間を過ごせました。接客業務は大変でしたが、その分お客様からの「ありがとう」の一言が大きな励みになりました。短期間で貯金もでき、かけがえのない思い出が残りました。また機会があれば絶対にやりたいです
出典:ホテルバイト実態調査

上記のようなポジティブな回答が多かったです。
つまり、リゾバを経験している全員が危ない経験をしたわけではなく、職場や寮環境、働き方次第で「良い体験」にも「悪い体験」にもなり得るということです。

リゾバ経験者さんのアンケートからどんなことが「悪い体験」になってしまうのか紹介します。

リゾートバイトで危険と言われる理由は?

リゾートバイト経験者21名へのアンケートから「大変だったこと」として挙げられた声をまとめました。
結果を見ると、特に多かったのは 労働時間・シフトの厳しさ。体力的な負担。クレーム対応の順でした。
最も多く挙げられたのは勤務時間やシフトの大変さ。中抜けシフトや休憩不足、早朝勤務、夜勤など、働き方そのものが負担になっている人が多くいました。
勤務時間の中に休憩時間を挟んで午前と午後に勤務を分ける勤務形態のこと。ホテルや旅館などお客様の活動時間に合わせて繁閑が激しく生じる業種で採用されています。
昼休憩といっても職場から遠く出かけられず実質拘束時間が長くなることもあります。
調査データではリゾバ経験者の21人中11人がシフト・残業・長時間勤務に関する大変さを記述していました。
仕事内容が体力的にハードだという声も多く見られました。長時間立ちっぱなしや繁忙期の清掃数の多さなどリゾバならではの課題があります。

フロント業務などは、一日中立ちっぱなしのこともあります。
5/21名が体力に関する大変さを記述していました。
クレームや要望に対応するのが大変だという声もありました。特に富裕層や観光シーズンのお客様対応で疲弊するケースが見られます。

海外の旅行者もいるので、対応は大変みたいです。
調査データでは4/21名が大変さを記述していました。
リゾートバイトは住み込みで働く環境が多いため、寮環境が快適かどうかがバイト満足度を大きく左右します。

相部屋では生活リズムの違いや清潔感の差がストレスになるケースもあるようです。
21人中2人が寮・住環境について不満を記述していました。
リゾートバイトは若い人が多く集まるため、人間関係や恋愛トラブルも起こりがち。また仲間意識を強く持った同僚もできるので派閥ができたり、恋愛が原因で雰囲気が悪くなることも。
21人中1人が人間関係の大変さを記述していました。
仕事内容を覚えるのが大変だと感じた人もいました。

短期バイトの人もいるので、覚えるのが苦手な方はメモをするなどの対応をしましょう。
21人中1人が人間関係の大変さを記述していました。
リゾバでの危険を回避する対策
リゾートバイト経験者の声を分析すると、「危ない」とか「大変さ」を感じた人は事前に条件を確認せずに飛び込んだケース。応募前に派遣会社や求人票で細かく確認していた人は比較的安心して働けています。

リゾバは安全に働くために応募するときは求人情報とか口コミを確認するようにしましょう。
はじめてリゾバに応募する人にチェックしてほしいポイントを紹介します。
信頼できるリゾバ派遣会社を選ぶ
リゾバ経験者にアンケートで応募経路を聞いたところ
- リゾートバイトダイブ(4名)
- リゾバ.com(3名)
- マイナビバイト(2名)
の順で多く大手経由で働いた人は福利厚生やサポートを受けやすい傾向がありました。
リゾートバイトダイブで働きました。スキー場でのバイトでしたが、働く前は実際に働いた人の口コミもチェックできたので不安はなかったです。バイト中も、専任のコーディネーターがサポートしてくれたので、人間関係でギクシャクしなかったですね。

大手の求人ならサポートが充実しているので、もしもの時助けになってくれます。
勤務条件を必ず確認する
労働時間やシフトに関する不満は多く出ています。
こうした声は「求人票に休憩ルールが明記されていなかった」ことが原因である場合があるので面接や事前確認が重要です。
寮の条件を確認する
寮環境の差は満足度を大きく左右します。
住み込みでリゾバをするなら寮が個室か大部屋かで満足度が変わります。プライバシーを大切にしたいなら必ず確認しましょう!
相談窓口を把握しておく
人間関係やハラスメントに関する声もありました。
派遣会社のサポート窓口や労働基準監督署など、万一のときの相談先を知っておくだけでも安心です。
リゾバで楽しい思い出ができた人の特徴
21名中14名が「また働きたい」と回答しました。体験談を分析するといくつかの共通点がわかりました。
- 短期で働いた人が多い
「年末年始1週間のリゾートバイト。かなり稼げたし、寮のご飯も美味しかった。」(とうこ さん/神戸)
「冬休みの1ヶ月間、長野で住み込み。自然に囲まれてスキーも楽しめて人間関係も良好だった。」(ろんど さん/長野県) - 福利厚生や待遇が充実していた
「社員食堂を昼夜利用でき、制服の貸与もあった。寮には無料で住めた。」(ゆ さん/兵庫県)
「毎日草津温泉の温泉に入ることができて、気持ちがリフレッシュできた。」(いっくん さん/草津)
「食事補助・寮あり・交通費全額支給で、短期間でもかなりお金を貯めることができました。」(とうこ さん/神戸) - 時給1,000円以上で生活費が抑えられた
「冬期の2ヶ月/時給1050円。観光地だったので休みや休憩中に非日常を体験できました。」(キムラ さん/東北)
「夏休み中の2ヶ月間/時給1100円。寮や食事補助があり、生活面の負担が少なく安心して働けました。」(たっくん さん/沖縄) - 仲間や出会いを楽しめた
「全国から集まったスタッフと一緒に寮生活をしたことで、同世代の仲間ができたのが大きな収穫。」(しばいぬ さん/軽井沢)
「バイト同士の仲が本当によく、1ヶ月のバイト期間が終わった後もよく集まって遊んでいました。」(りったん さん/長野県)
住み込みで働くことが多いリゾバ。だからこそ危険なこともありますが、短期集中で同世代の人たちで働ける環境の人は楽しんでいい思い出を作っています。

非日常で働ける環境だから大学生にはぴったりのバイトなのかもしれません。
よくある質問(FAQ)
リゾバに関する疑問をFAQで紹介します。
完全に「危険」とは言い切れませんが、労働環境や寮生活でトラブルが起きることはあります。独自調査では21名中7名が「もう働きたくない」と回答しましたが、66.7%は「また働きたい」と答えています。
もう働きたくない人も危険があったからと言うよりは職場環境が合わなかったと言う意見が多いのでリスクを理解して準備すれば安全に働けます。
女性の回答者は全体の62%。「狭い部屋で5人川の字で寝て、一人の時間がなく辛かった(ハナ さん/女性)」という声はありましたが、派遣会社を通して派遣される前に個室寮やセキュリティ面を確認すれば避けることはできます。
恋愛トラブルもなくはないようなので、もしもの時の相談窓口や派遣先の口コミや環境を確認しておきましょう。
「中抜けシフト」「残業代の有無」「寮費・食費の扱い」など求人票に書かれていない条件を事前に質問しましょう。また、大手派遣会社(リゾートバイトダイブ/リゾバ.comなど)を経由することが安全策。
担当スタッフさんに事前に確認してもいいでしょう。
回答者の多くは大学生やフリーター。実際に「夏休み中の2ヶ月だけ働いた」「年末年始の1週間だけ働いた」という人も多く、未経験でも安心して始められます
大手のリゾバ.comさんでも平均勤務は3ヶ月と公表していました。大学生の長期休暇でリゾートバイトする人が多いです。
経験者さんの実態調査からは「清掃」「レストラン」「フロント」で危険を感じる声が出ていました。
- 清掃:繁忙期に件数が多く体力的に辛い
- レストラン:中抜けシフト・早朝勤務で負担が大きい
- フロント:クレーム対応や外国人対応で精神的に疲れる
- 個室寮や送迎ありの案件を選ぶ
- 短期(1〜2ヶ月)から挑戦する
- サポート体制のある派遣会社を利用する
この3つを押さえるだけで危険は大きく減らせます。
リゾバは危険よりも楽しいと思う人が多い
リゾートバイトには、労働時間の厳しさや寮環境のストレス、人間関係のトラブルなど危険な要素があります。
働く環境が閉鎖的だから当たり外れが多い職場ではあります。
でも、体験談を見ているとリゾバについてポジティブに感じている人が多かったのが事実です。
- 短期での参加
- 福利厚生が整った職場
- 時給1,000円以上+生活費がかからない環境
- 仲間との出会いや自然体験
条件がそろえば、多くの人が「また働きたい」と感じています。

実際、21名中14名(66.7%)が再び働きたいと回答しており、危険よりも「楽しかった」「成長できた」という声の方が多数でした。
リゾートバイトは危険がゼロではありませんが、事前に条件を確認し安心できる環境を選べば「むしろ人生の良い経験」になるはず。
長期休みでリゾバに興味ある方はぜひチャレンジしてみてください!